木造耐火建築

2x4防耐火技術の開発成果により、木造でも4階建てで、賃貸住宅、商業施設、病院・診療所、社会福祉施設、幼稚園、学校、ホテルなどの建設が可能になりました。
村上工務店と木造耐火建築
昨今、CO2削減効果や建設時の環境負荷が小さいことから、木造建築が見直されております。平成22年には公共建築物等木材利用促進法が成立し、これまで鉄骨造や鉄筋コンクリート造で建てられていた校舎や庁舎など大規模な施設においても木造化が推進されつつあります。

当社では一早くその動向をキャッチし、木造建築の大規模化と高層化を可能にする木造耐火技術の取得を進めてきました。それは、特別養護老人ホームとしては全国で3件目、関東では初の大規模ツーバイフォー耐火建築による特別養護老人ホーム『大野の郷』建設工事として結実しました。

住宅専門会社(ハウスメーカー)の多くは、大規模な施設を建設した経験がありません。他方、大手の建設会社(ゼネコン)は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造を得意とし、木造建築の経験が少ないのが実情です。当社は、官公庁工事や工場などの品質基準が厳格な大規模施設の建設ノウハウを有し、外断熱の木の住まい『八溝の家』で木造建築のノウハウを培ってきました。このように大規模施設と木造建築の技術と経験を合わせ持つ 木に強い村上工務店 だからこそ、特別養護老人ホーム『大野の郷』の建設は可能だったと言えます。今後も 木に強い村上工務店 として新工法・新技術へも挑戦し、確かな技術力でお客様のご要望にお応えしていきます。

国土交通大臣認定
鉄筋コンクリート造並みの耐火構造として国土交通大臣認定を取得した主な工法
名称 取得年 取得者
ツーバイフォー耐火建築物

平成16年

カナダ林産業審議会
社団法人 日本ツーバイフォー建築協会
木造軸組工法による耐火建築物 平成18年 社団法人 日本木造住宅産業協会
木造耐火建築のメリット
これまでの木造建築は、防耐火性の問題から階数や規模など、様々な法規制を受けてきました。その上、高齢者福祉施設や保育所などは、関係法令等によって建築基準法以上に厳しい規制が掛けられております。防耐火技術の開発成果により木造の耐火構造が認められ、いまや鉄筋コンクリート造や耐火被覆した鉄骨造の建物と同じように、大規模な施設が建設できるようになりました。そして階数の方も4階建てが可能になりました。耐火構造でありながら基本構造が木造であるため、鉄筋コンクリート造などの他の構造と比べて、木造ならではの様々なメリットがあります。
工期が短く建設コストも割安
工期とコストが掛かる鉄筋コンクリート工事は、基礎部分だけで済みます。そのため建物自重が軽く、基礎や杭工事費も割安になります。鉄筋コンクリート造に比べ、短工期・低コストなのが魅力です。
割安なランニングコスト
基本構造が木造のため、メンテナンス性に富み、リフレッシュやリフォームを行い易い。少ない予算でイメージを変えることができます。
用地取得費の抑制
4階建てが可能なため、一般的な木造建築のような広い敷地を必要としません。用地取得費の抑制が可能です。また、限られた敷地での増築においても有効な工法です。
建替時の付帯コストを抑制
比較的工期が短く、建替えに伴う土地・建物の賃借期間や仮設建物のリース期間を短縮することが可能です。また、施設の拡張を伴う建替工事の場合、一般的な木造建築では敷地が狭く、移転せざるを得ないことがあります。そのようなときは、4階建てが可能な木造耐火建築を検討されてみてはいかがでしょう? 移転が不要になることもあります。
人にやさしい
コンクリート下地の床と比べ歩行感がやわらかく、転倒しても人体への衝撃を緩和します。ヒザや腰への負担が少ないと介護職員の方からも好評です。また、建物の熱容量が小さく断熱性能も高いため、冷暖房効率が良いのも特長です。鉄筋コンクリート造などに多い、冷暖房時に足元が冷えるというような温度分布のムラもほとんどありません。
地球にやさしい
木材は、CO2を長期間にわたり固定し続けるとともに、植林により新たなCO2を吸収します。このような削減効果だけでなく、もっぱら輸入に頼る石油や鉄などの他の資源に比べて、生産や加工時の環境負荷が小さなことも大きな特長です。森林資源は、再生可能な数少ない純国産の資源です。地産地消を通じて、国土保全の立場からも積極的な活用が望まれます。
税制上のメリット
税制上の耐用年数が鉄筋コンクリート造等より短く、減価償却期間を早めたい方には有利と言えます。
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