防耐火技術の進歩により、
木造でも４階建てで、賃貸住宅、
商業施設、
病院･診療所、
社会福祉施設、幼稚園、学校、
ホテルなどの建設が可能となりました。
近年、CO2の削減効果や環境負荷が小さいことから、木造建築が見直されております。これまで鉄骨造や鉄筋コンクリート造で建てられていた校舎や庁舎などの大規模な施設でも、木造化が推進されております。
村上工務店では一早くその動向をキャッチし、大規模化と高層化を可能にする木造耐火技術の取得に努めてきました。その成果は、特別養護老人ホーム『大野の郷』の建設工事として結実します。ツーバイフォー耐火建築による特別養護老人ホームとしては全国で３件目、関東では初となる快挙でした。
今後も新工法・新技術に挑戦し、高い技術力と品質でよりよい地域社会の実現に貢献していきます。
鉄筋コンクリート造並みの耐火構造として国土交通大臣認定を取得した主な工法
| 名称 | 取得年 | 取得者 |
|---|---|---|
| ツーバイフォー耐火建築物 | 2004年 | カナダ林産業審議会 社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 |
| 木造軸組工法による耐火建築物 | 2006年 | 社団法人 日本木造住宅産業協会 |
いまや鉄筋コンクリート造や鉄骨造と同様に、大規模な施設が建設できるようになったツーバイフォー耐火建築、そのメリットは？
いまや鉄筋コンクリート造や鉄骨造と同様に、大規模な施設が建設できるようになったツーバイフォー耐火建築、そのメリットは？
工期とコストが掛かる鉄筋コンクリート構造は、基礎工事以外には必要ありません。そのため建物の自重が軽く、基礎や杭工事費も割安になります。鉄筋コンクリート造に比べて、短工期・低コストなのが魅力です。
基本構造が木造のため、メンテナンス性にすぐれ、リフレッシュやリフォームが容易です。少ない予算でイメージを変えることも可能です。
4階建てが可能なため、一般的な木造建築のように広い敷地を必要としません。用地取得費を安く抑えることが可能となります。また、限られた敷地での増築にも有効な工法です。
税制上の耐用年数が鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて短く、減価償却期間を早めたい方には有利といえます。
木材は、CO2を長期間にわたり固定し蓄積します。また、植林により新たなCO2も吸収します。さらにそのような削減効果に加え、生産・加工時の環境への影響が、石油や鉄などの資源に比べて大幅に少ないのも特長です。
コンクリート下地の床と比べて歩行感がやわらかく、転倒しても人体への衝撃が緩和されます。ヒザや腰への負担が少ないと介護職員の方々から好評です。また、気密・断熱性能も高く冷暖房効率が良いため、冷暖房時に足元だけが冷えるような温度ムラもほとんどありません。
ご質問・ご相談について、お気軽にお問い合わせください。
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